パチンココラムの部屋
確率は収束する?
その4−爆裂機−について

コラム執筆/パチプーひろしさん

爆裂機。最近だとウルトラマン、花の慶次、パトラッシュ、意味分からんハイパーハネデジという名目の「仮面ライダー」なんかもある意味、爆裂機だね。パチンコとは法律である一定以上の出玉を吐き出すパチンコ台は作れない。射幸心うんぬんの問題だね。

じゃー爆裂機はどんな機械かというと…、法律が定める中で初当り確率や1回分の出玉を著しく下げ、連チャン率を著しく上げた機械。当然、初当たり確率が悪いのでなかなか当たらない。その分、連チャンしてくれないとすぐ死亡。

要するにミドルスペックなんかに比べると@初当たり確率、A確変突入率B継続率のバランスを意図的に崩した機械。

こいつらが収束するかと言うと…、する。しかし、かなり収束しづらいのは否めない。それは何故か??以下2つが理由です。

1.初当たり確率が悪い+時間効率は従来と同じ=試行がとりずらい。

簡単に言うと1日でサイコロを振れる回数が爆裂機のほうが少ない。例えば、沖縄海は1日打つと通常時2500回くらい。初当たり確率は  1/315.5なので2500/315.5。約8回の試行をこなせる。一方花の慶次は2000回くらい。初当たり確率は1/399.25。約5回です。試行を増やせば増やすほど収束するので試行をこなせないということは収束しづらい(時間がかかるということ)ということになるわけね。

2.連チャン率が高い機械ほど連チャンに差が出やすい。

こいつに関しては打つ人側が間違った認識でいる人が多い。連チャン率が高い=5連、10連当たり前って意識ね。1回当たり引けば余裕って思ってる人が多いわけね。実際は違いますね。

その前に例えば沖縄海での純3連(引き戻しを考慮しない)する確率は…。「初回確変当たり」だった場合、継続率1/2なので1/2(確変、確変、単発ってことね)

純4連する確率は

1/2×1/2=1/4

以下5連1/16、6連、1/32、7連1/64、8連1/128

つまり、7連や8連というのは滅多に起きないのがわかると思う。

これが例えば花の慶次だと…。わかりやすいように突確はなしとすると

継続率80%なので、純3連は
  
4/5 

純4連は

4/5×4/5=16/25

以下5連、6連、7連と計算すると面倒なので…(笑)連チャンの割合をわかりやすいように分数じゃなく小数にして比較すると…

連チャン
沖海
3連→0.5
4連→0.25
5連→0.125
6連→0.0625
7連→0.03125
8連→0.015625
9連→0.0078125
10連→0.00390625

慶次
3連→0.8
4連→0.64
5連→0.512
6連→0.4096
7連→0.32768
8連→0.262144
9連→0.209715
10連→0.16777216

わかりますかな???
注目すべき1点は10連なんかの大きい連チャンの起こる確率。これは体感でも継続率80%という数字を見ただけでもわかると思う。沖海は1%もないのに対して慶次は約17%もある。

問題は注目すべき第2点。隣合わせる連チャンの起こる確率の差。沖海なんかだと5連、6連の起こる確率はそれぞれ12.5%、6.25%。しかし、慶次は51.2%と40.96%です。

そうつまり慶次が何故荒れるかというと沖海なんかに比べると連チャンする確率が大きく落ちないからです。慶次の数値を見るとわかるけど、連が大きくなればなるほど隣り合わせる連チャンの起こる確率の差がなくなってくる。これをわかりやすく言うと20連するのも30連するのも大して変わらん確率ということになる。でも10回も大当りが余計に発生する確率が大して変わらんのに20連した人と30連した人とでは収支はかなり差が着くはず。なので荒れる。

これを横軸に連チャン数、縦軸にその連チャン確率をとってグラフ化すると…。沖海のほうは右下がりの急勾配なグラフになり慶次のほうはなだらかな右下がりのグラフになる。このなだらかな差が収束するのにたくさんの試行を必要とする(収束しづらい)理由である。

まあ、実際は収束するんだけど、収束するのに時間がかかるので収束しずらいというわけですな。収束しにくいというのは時間的に制約されるから起きるわけだね。制約がなければ必ず収束する。なので収束しやすいか?という話は例えば「通常時50000回転で」とか条件を同じにして比較しないと意味をなさないわけだね。

これで確率の収束の話しは終わり(笑)。確率は収束しますよ〜、ってことと収束しずらいのはこんな理由ですよ〜、っことが理解してもらえたら、これ幸い。




パチンコ・コラムの部屋TOPへ
HOMEへ
(C) Pachinko Tutorial